げんこつ団 都内劇場に暗躍する“世界一の喜劇団”


2008年
12月4日(木)〜12月7日(日)
下北沢劇前劇場

『フルチョア』

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◆COMMENTS (敬称略)

最近全っ然観に行ってないんだけど、
チラシとか見ると10年くらい前となーんにも変わってない感じで、
植木早苗に聞いたら本当になーんにも変わってないと言うから、
それはスゴイことだと思う。

女性達が嗜好し思考し指向しているとは到底思えないような、
ドライでブラックでまったく客に媚びないコント集を、
「世界一の喜劇」と銘打ってやり続けるのは
並大抵のことではないよ。

狂ってるとしか思えない。


ケラリーノ・サンドロヴィッチ(NYLON100℃)

寸劇の集積で
全体をひとつのコンセプトにまとめる手法は大変おみごと!
映像と演劇のリンク度、タイミング、テンポも申し分ないです。

キツイねたが意見の分かれる所と思いますが、
公演毎の洗練度でクリアして下さい。

関西の宝塚、東のげんこつ団となって!


新野敏也(喜劇映画研究会)

シュールで毒の効いた内容で、いつも楽しみにしています。
期待にはずれず、毎回満足しています。

過激な内容のものもあるので、一般大衆向けではないですよね。

ただ、それが劇団の目的ではないと思われるので、
これからも、突き進んで行ってほしいと望みます。


花本理恵(R.U.P)

モンティ・パイソンの歪んだ爽快感を久しぶりに味わった。

このおもしろさは、わかる人だけに、おしえたい・・・。


飯島理沙(映画関係者)

「ゲンコツ」の拳で「ダン」と殴りかかってきそうな、
力強くて容赦なさそうな、固有名詞の響き。
私はそこになにかしら石の如き意思の堅固さを感じる。
そのうえ今どき「世界一の喜劇」を標榜するに到っては、
誇大的にして古代的ともいえる。

そもそもが実のところ、先鋭的とも前衛的とも呼びうる、
相当に馬鹿げたナンセンス・コントを上演しているにも関わらず、
それを「諷刺喜劇」であると、
敢えてアナクロニズムの規範に固執するほどであるのだからして、
かくも時代と添寝する事を断固拒絶し、
15年以上も独自の笑道を突き進んで来たのは、
如何なる衝動によってであろうか。

なにせ、目指す先には、どんな聖杯が輝いているわけでもないのだし。
せいぜいが光り輝く「禿カツラ」の、宙に浮かぶばかりなのだし。
否、それどころか、
この愚者どもにはゴールもなければ、見果てぬ夢さえないのだろう。
ならば、ただ岩石を山頂へと運び続けるシーシュボス的実存なのか。
それもまた否。
そうではなく、山頂に運ばれてはすぐに転がり落ちてゆく岩石のほうこそ、
げんこつ団の正体ではないか。
苔の生(む)すまで巌(いわお)となる細石(さざれいし)ではなく、
苔を生じさせない転石のほうである。
たとえ知る人がいなくなろうとも、気儘に転がり続けるストーン。

左様に奔放に有り得るのも、「げんこつ団」が、
異色にも、女性ばかしの団なればこそ、と思うは、我が偏見であろうか。

そんな軽口を叩いていると、
「ゲンコツ」の拳で「ダン」とお見舞いの一撃を喰らわされてしまうだろうか?


うにたもみいち(演劇ライター)


◆お客様より

入れ代わり立ち代わりする役者さんの変わり身が素早くて、
何人出ているのか誰が誰なのか、全然わからなかった。
最初は女性だけだとも気付かなかった。
その演技力、なにげにすごい。

女性達がかっこいい!
外見だけじゃなく、
内容のぶっとび加減も潔さも、それをしれっとやる所も。
馬鹿馬鹿しいのに、ずしっとくる重み。
気付いたら、笑っている。

長い。でも面白い。でもお尻痛い。
でももう少し見たくなる。でも空調寒くて辛い。
だからやっぱりもうちょっと短いと良いと思う。
でも長くても我慢するよ。

バカバカしい笑いが連鎖して、
なんだか壮大な話に展開するのが好き。
うすら恐ろしくなりつつも、爽快。
団長の脚本に、脱帽。

ここでしか体感出来ない、
客を舐めない硬派な笑いに、もはや中毒症状です。
今後もよろしくお願いします。

植木さんの男性役はかなり自然でかっこいい。
中でもキレたヤ○ザは秀逸。女性役もかわいい。
春原さんのサラリーマンもいそうでいい感じ。
でもやっぱり一番はオヤジ。
映像で町中をハゲオヤジで、大真面目な顔で闊歩するのを見て、
びっくりした。

展開しているのは非常にバカバカしいお話だけど、
ツッコミがいない事が多くて、伝わりづらいところもある。
自分はこういうの好きだけど、ダメな人はダメだろう。

こんなにもくだらないのに、こんなにも大真面目。鳥肌立ちます。
いずれコマ劇場とかで大セットや大シカケを使って、やって欲しい。

理屈抜きで笑った。あんたらバカだ。

かなりのブラックで毒々しいけど、カラッとしてる。
脂っこいけど意外にあっさり。
スープも思わず飲み干した。そんな感じ。

ニュース映像などで出てくる、短いけどびっくりするネタが好きです。
ゴンと頭を殴られるような痛快ネタと、
ヘナヘナと腰が砕けるような脱力シーン、
そのバランスがたまりません。


会社と家族と人間関係の悩みがホントに馬鹿馬鹿しくなった。
ありがとう。

私には合わない笑いだったかもしれない。
でもなんだか嫌いじゃない。

これはなんなんだ?!というのが最初の印象。
演劇でもお笑いでもなく、でも、
感動したし笑ったし考えさせられた。

ほんっとーに、くだらない!!
でもこういうの大好き。

植木さん春原さん大庭さん、
真面目にかっこいい。
惚れてしまうかもしれません。
ジャ○ーズよりもげんこつ団。
責任をとって下さい。

色々なパターンがあって、
沢山の人が書いているのかと思った。
観ている方も、色々な人がそれぞれ
勝手にツボにはまっているようだった。自由でよい。

これはホントウにナンセンスだ。
えげつなさ加減もよろしい。
脚本にも演出にも役者さんにも演技にも、
押し付けがましさがなくて良い。

骨格と内容と受ける印象=モンティパイソン、
+、時々ドリフ。
植木さんがたまにジョン・クリーズに見える。
或いは時々、いかりや。
おいっす。

盛り沢山すぎてなんとも言えない。
日常のふとした時に思い出しそうだ。

最近は毒気が減ったかわりにシュールさが増したかな。
どちらにしても、今後もハンパないものを期待しています。

友達にどんな芝居か説明するのに困る。なんとかして下さい。

熟練されてますね。
げんこつ団のやり方見せ方というものが確立されていて、
更に磨かれていっているように思います。
新たな事にチャレンジしながら、独自の喜劇を、貫いていって下さい。
◆COMMENTS